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蓬莱島 (岩手県)[ほうらいじま] 蓬莱島(ほうらいじま)は、岩手県上閉伊郡大槌町の大槌湾内にある島。ひょうたん形の島で、『ひょっこりひょうたん島』のモデルになったとされる。 == 地理 == 周囲約200mの小島で、大小2つの丘が連なったひょうたん形をしている。 小さな方の丘には1953年12月20日に設置された高さ7.4mの大槌港灯台があったが〔 海上保安庁第二管区海上保安本部釜石海上保安部〕、2011年3月11日の東日本大震災で根元から倒壊。その後、再建され、2012年12月13日に初点灯した。再建後の灯台は、大槌町在住者からの公募によって選ばれたデザインで、太陽と砂時計をイメージした形をしている。高さは再建前より4m高い11.47mとされている〔 第二管区海上保安本部、2011年11月11日〕。 大きな方の丘には、弁天神社があり弁才天像が祀られて、漁民の守り神とされてきた。弁才天像は高さ約50cmで8本の腕を持つ八臂の像である。言い伝えでは近くの浜に流れ着いたものを祀ったとも言われる。東日本大震災では流失は免れたものの、顔が傷つき、衣服が破れたため、修復のための調査が行われている。その後、東日本大震災で倒壊した神社の鳥居とともに、修復、再建のための資金集めが行われている。 また、島は1947年に建設された長さ約340mの防波堤で陸地とつながっていたが、防波堤も東日本大震災で破壊された。現在、2013年内の完成を目指し、復旧工事が行われている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「蓬莱島 (岩手県)」の詳細全文を読む
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